シャッター通り脱出プロジェクト

シャッター街 自営業 再生 復活

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(2)で触れましたが、セブンをはじめコンビニチェーンでは、仮説を立てて検証する「ケーススタディ」で商売の常識を覆してきました。「冬場にアイスは売れないのか?」「夏におでんや中華まんは売れないのか?」等々です。もちろん仮説より従来の常識が当てはまる場合もあると思いますが、ビジネスチャンスの風穴を開ける意味においては重要な作業だと思います。

さて、ここでは地方でも、人口減少地域や山間部でご商売されていらっしゃる方にスポットを当てて、「僻地には客は来ないのか?」という事を検証したいと思います。結論から言いますと、立地的な問題が一番大きな要因となります。「なんだ!それが解決できないから悩んでいるんだ!」という突っ込みが出てきそうですが、厳密には「立地的な条件」と「情報発信力」があれば解決できるというのが正解です。このサイトの最終テーマである「ホームページによる集客戦略」は後述するとして、どんな田舎でも人が集まるところが必ず二か所ある事をご存じですか?そんなに難しい問題ではないと思います。答えは役場と病院です。病院は規模にもよりますが、概ねこの二か所にはほっといても人が集まります。

それはこの場所に行く必要に迫られているからですね。結論から申しますとこの二か所の近隣でご商売されている方は、売り上げの減少は多少あれど、ある程度の売り上げは確保
できていると思われます。特に車をお持ちでない方は、バスの待ち時間が付き物ですから、その空き時間で集客できれば、ビジネスチャンスは生まれてくると思います。

では必要に迫られないのに人が集まっている所はどんなところでしょうか?例えば、仕事の関係で人が僻地に集まる事もあるでしょうが、これは収入という必要に迫られていますか
らね。答えは趣味の世界しかありません。最近では、城マニア、廃線マニアなどマニアックな人々が話題になっていますね。またツーリングやドライブ好きな人間も集まる可能性が
あります。

あなたの地元の「趣味の集客のための観光的価値」は何ですか?まずこれをはっきりさせる必要があります。意外と知られていませんが、マニアは多岐に渡っています。城跡、鉄
道(廃線)廃墟、旧街道、グルメ(ジビエ料理)、星空、ツーリング、ドライブ、自転車等々、一般の方にはあまり興味がない場所も、マニアの方には宝の場所である可能性が高いのです。これが立地的要因のひとつ目です。

JRが民営化して、特に北海道などの多くの支線が廃止されましたが、その際に安泰だった駅がありました。それは幹線にあった駅です。いくら経営優先といえJR北海道でも廃止できなかったのが幹線です。幹線は国策上廃止ができず、営業収支(100円稼ぐための経費)が、1000を超えているものが、現在でもゴロゴロしてます。この幹線上に駅があった自治体は「地の利」があったともいえます。(もちろん余りにも乗降客数が少ないと廃止されてしまいますが)

なにが言いたいかと申しますと、あなたのお住まいの地域は幹線道路に面していますかという事です。またその前後に比較的大きな街があれば、ポイントはもっと上がります。僻地
でも谷合いの奥まった袋小路と、大きな街に挟まれた街道沿いの集落では条件がだいぶ変わってきますからね。

当時、田舎出店を進めていたイオンは比較的大きな街に隣接する地価の安い隣町を狙っていた感があります。田舎出店とはいえ商圏人口は30万人程度は必要ですから、これはセオリーといえる思います。

ということで、これが立地的要因の二つ目となります。これに「ホームページによる集客戦略」を加味するとこにより、僻地でもそれなりの集客を期待できると考えております。

   

あなたが経営する飲食店が街道沿いの峠にあるとします。この近隣には、あまり知られていないカーブが続くワインディンロードがあり、集客のための観光価値を見いだせたとしま
す。まずあなたがすべき事は、情報発信より先に受け入れ体制を整えることです。特に気をつける必要があるのが女性目線です。現在の消費は女性が作っており、この部分のマーケティングを間違えてしまうと、情報発信自体がロスになりかねません。情報発信方法は後述するとしてまずその準備を整えましょう。

トイレは屋外ではなく室内にして清潔に!最低でもシャワートイレは完備したいところです。食事は夏は冷たく、冬は暖かいものを。なるべく地場名産品を使い、量ではなく質の差別化を図る。女性は少量を多品種食べるのを好みます。女性はお土産が好きです(お土産を購入する事自体が目的の方も非常に多い)から、無理のないところでお土産の準備が必要です。ただし、賞味期限の生じる菓子類などはロスになる可能性が非常に高いため、大量仕入れにはご注意を!

このような必要最低限度の準備はしておきたいですね。女性目線だからファンシーにしろという意味ではありません。問題はその後のSNSなどによる情報波及のためにも、最低限の投資で構わないと思います。男性視線が不要というわけではありませんが、女性ライダーが集まれば、男性は自然と集まって来ます。普段、女性が来ないところだからこそ最低限度のおもてなしが有効という事です。

ただし誤解のない様にお願いしたいのですが、女性は概ね休日にしか来ませんので、平日の男性客の対応も忘れずにお願いします。こちらの食事はボリュームタイプでないといけませんね。

   
 


都市型テーマパークを除いて、通年で集客出来る観光地はありません。場所にもよりますが紅葉の終わる12月から3月までは集客は期待できません。春から秋の8ヶ月間でこの集客の期待できない4ヶ月分の売り上げをカバーする必要性があります。雪の降らない山間部であれば、強者の訪問者を待つこともありだと思いますが、この期間は割り切って店
を閉めてしまったほうが無難かもしれませんね。

ただ前述の平日の一般ドライバー等の往来が期待できる街道沿いの店舗は通常営業で
良いかと思います。要は店舗を開ける固定費と売り上げとのバランスで判断するしかない
と思います。

経済的な余裕があれば、情報発信に特化して春以降の集客準備もありですし、手作りの
土産物の製作期間に充てても良いですね。


山間

 

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